プロジェクトをK2 Clip形式のファイルに出力します。
あらかじめ、出力先となるK2 Mediaサーバーへの接続について設定しておいてください。
通常のファイル出力と同様、次の機能に対応しています。
ウェーブ情報(オーディオの波形表示)の生成
プリセットエクスポーターの作成
バッチエクスポート
次のエクスポーターはスマートレンダリングに対応しています。
[K2 DV Clip]
[K2 DVCPRO HD Clip]
[K2 AVCIntra Clip]
[K2 D10 Clip]
[K2 MPEG2 Clip]エクスポーターは、セグメントエンコードに対応しています。
EDIUS XREをお持ちの場合、ネットワーク接続された外部のPCに、ファイル出力時のレンダリング処理をさせることができます。ただし、EDIUS XREシステム用PCにEDIUS Eliteのライセンスが必要です。
フォーマットが1280×720 50pまたは1280×720 59.94pで、出力フレーム数が奇数の場合は出力できません。
[ファイルへ出力]ダイアログが表示されます。
メニューバーの[ファイル]をクリックし、[エクスポート]→[ファイルへ出力]をクリックします。
ファイルへ出力:[F11]
エクスポーターは、[K2 DV Clip]、[K2 DVCPRO HD Clip]、[K2 AVCIntra Clip]、[K2 D10 Clip]、[K2 MPEG2 Clip]、[K2 AVCHD Clip]、[K2 DNxHD Clip]、[DV GXF]、[DVCPROHD GXF]、[AVCIntra GXF]、[D10 GXF]、[MPEG2 GXF]、[JPEG2000 GXF]から選びます。プロジェクト設定に対応していないエクスポーターは表示されません。
ソースブラウザーでは、ファイル生成中であることを示すのアイコンが、出力中のクリップに表示されます。
[クリップ名]
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出力するファイルのクリップ名を入力します。 |
[出力先]
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[Server]
リストからファイルの出力先を選びます。 [Bin]
[Server]で選んだ保存先にあるBinの一覧が表示されます。キャプチャ後のクリップを登録するBinを選びます。 [ファイルが存在した場合、上書きする。]
チェックを入れると、出力先のBinに同じクリップ名のファイルが登録されている場合、ファイルを上書きします。 |
[シーケンス設定]
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[プログラムとして出力する]
チェックを入れると、シーケンスをプログラムとして出力します。 |
[オーディオ設定]
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[チャンネル]
リストから出力するオーディオチャンネル数を選びます。 [量子化ビット数]
リストからオーディオ量子化ビット数を選びます。 [チャンネル1&2]~[チャンネル15&16]
オーディオビットストリームを保持して出力する場合、どのチャンネルにビットストリームを出力するかを選びます。 |
エクスポーターによっては、[ビデオ設定]が表示されます。各エクスポーターの設定については、下記をご覧ください。
[形式]
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リストから出力形式を選びます。 |
[ビットレート]
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リストからビットレートを選びます。 |
[形式]
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リストから出力形式を選びます。 |
[形式]
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リストから出力形式を選びます。 |
[セグメントエンコード]
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チェックを入れると、素材の加工をしていないクリップを再エンコードせずに出力します。 出力速度は早くなります。 |
[品質/速度]
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品質をリストから選びます。 |
[ビットレート]
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ビットレートタイプを選びます。 [CBR]は固定転送レートとなり、エンコード時に一定のビット数を割り当てます。[平均]のリストからビットレートを選びます。直接入力することもできます。 [VBR]は可変転送レートとなり、動きや画質の複雑さによって割り当てるビット数を変化させます。[CBR]に比べてメディアの容量をより無駄なく利用でき、全体的な画質の均一化を図ることができます。[平均]と[最大]のリストから、ビットレートを選びます。直接入力することもできます。 |
[GOP構造]
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MPEGでは一定のフレーム数を1グループとし、圧縮/伸長、カット編集などはGOP単位で行われます。GOPには独立して画像が再現できる「Iフレーム」、前の画像との差分のみを記録して再現する「Pフレーム」、前と後ろの画像の差分から再現する「Bフレーム」があります。GOPのI、P、Bフレームのパターンをリストから選びます。通常は[IBBP]を選んでください。 [I-Frame Only]はIピクチャだけで構成します。編集は容易になりますがデータ量は大きくなります。 |
[ピクチャ枚数]
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1グループに含まれるフレーム数を設定します。 |
[Closed GOP]
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チェックを入れると、GOP内で情報が完結します。データ量は増えますがGOP単位で編集可能なソフトウェアなどで再編集することができます。通常はチェックをはずしてください。 |
[色形式]
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YUVのピクセルフォーマットをリストから選びます。 |
[プロファイル/レベル]
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プロファイル&レベルを選びます。[色形式]が[4:2:0]の場合、プロファイルはMain Profile、[4:2:2]の場合は422Profileになります。SD画質時のレベルはMain Level、HD画質時のレベルはHigh Levelになります。プロファイル&レベルは[色形式]で選んだフォーマットに合わせて変更されます。 |
[ビットレート]
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リストからビットレートを選びます。 |
[プロファイル]
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プロファイルを設定します。出力するフレームサイズによって選べるプロファイルは異なります。 |
[ビットレートタイプ]
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[CBR]は、一定のビット数を割り当てます。ノイズなどが発生する場合がありますが、エンコード処理は速くなります。 |
[VBR]は、動きや画質の複雑さによって割り当てるビット数を変化させます。[CBR]に比べてメディアの容量をより無駄なく利用でき、全体的な画質の均一化を図ることができます。 |
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[平均ビットレート]
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ビットレートタイプで[CBR]または[VBR]を選んだ場合に設定します。リストから選ぶか、直接入力ができます。 |
[最大ビットレート]
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ビットレートタイプで[VBR]を選んだ場合に設定します。リストから選ぶか、直接入力ができます。 |
[画質]
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ビットレートタイプで[画質]を選んだ場合に設定します。リストから画質を選びます。 |
[IDR間隔]
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IDRフレームの間隔を入力し、GOP長を設定します。 |
[Bフレーム]
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GOPに含まれるBフレームの数を設定します。 |
[マルチスライス]
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チェックを入れると、1フレームを4分割します。デコーダーがマルチスイスに対応している場合は、デコードが速くなる場合があります。 |
[エントロピー符号化モード]
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H.264の符号化モードを選びます。 |
[参照フレーム数]
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動き予測時に何フレームまで考慮して動き予測を行うかを設定します。 |
[動き予測精度]
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動き予測ブロックの分割単位をリストから選びます。 |
[動き予測最小ブロックサイズ]
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動き予測時のブロックサイズを、フレーム内/フレーム間について設定します。 |