EDIUSは4K映像や60p映像などをネイティブで読み込み、フレーム単位で編集することができます。ただ、そのような情報量の多い映像の編集はPCに大きな負荷をかけることになり、マシンのスペックによっては快適な操作での編集を行えないばかりか、満足に再生ができないこともあります。そのような場合は、編集に最適な中間コーデックに変換し、作業の効率化を図ります。
Grass Valley HQX Codecは、EDIUSの編集性能を最大限に引き出す中間コーデックです。最大8K/60p/10 -bitまで対応し、あらゆる素材をマスターのフォーマットを保ったまま変換することができます。また、Windows/Macintoshにかかわらず使用でき、アルファにも対応しているフリーのコーデックとして、カラーグレーディングやコンポジション作業にも柔軟に対応することができます。
Grass Valley HQX Codecは、単なる編集作業にとどまらないすべてのワークフローを結ぶ中間コーデックとしての可能性を秘めています。
フレームサイズ |
24x24~8192x4320(ピクセル) |
フレームレート |
60 fpsまで |
ビット深度 |
8 -bit/10 -bit |
アルファチャンネル |
対応 |
ラッパー |
QuickTime/AVI/MXF |
OS |
Windows/Macintosh |
一般的に中間コーデックへの変換はマスター画質からの劣化が想像され、クオリティに重きを置く現場では敬遠されがちですが、Grass Valley HQX Codecは劣化を最小限にとどめ、マスター画質の美しい品質を保つことができます。4:2:2カラースペース、フレームの画に合わせて圧縮率を変更しクオリティと容量の高度なバランスを保つVBR、変換を繰り返した場合でも劣化が少ない高世代耐性など、イベントや放送などの本番環境にも耐えうる高いクオリティを持っています。
カラースペース |
4:2:2 |
ビットレート |
VBR(最大7680 MB/s) |
フレーム圧縮 |
フレーム内圧縮 |
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