EDIUSのプロジェクトをAssignment ListのPlaceholderに関連付けて、プロジェクト作成から送出までの作業をスムーズに行うことができます。
プロジェクトがPlaceholderに関連付けられると、PlaceholderのTCプリセットと予定全長が、プロジェクト設定に反映されます。
Placeholderへの関連付けは、プロジェクトの編集前、編集中、編集後のいずれの時点でも可能です。
編集前にプロジェクトをPlaceholderに関連付ける場合は、手順 1) から操作してください。
編集中にプロジェクトをPlaceholderに関連付ける場合は、手順 5) から操作してください。
編集後にプロジェクトをPlaceholderに関連付ける場合は、手順 6) から操作してください。
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1) EDIUSを起動する
2) [スタートアップ]ダイアログで[プロジェクトの新規作成]をクリックする
[プロジェクト設定](簡易設定)ダイアログが表示されます。
EDIUSの初回起動時は、[プロジェクトの新規作成]をクリックした後、[プロジェクトプリセット作成]ウィザードが起動します。作成したいプロジェクトのフォーマットに合わせて、プロジェクトプリセットを新規作成してください。
3) 関連付けるPlaceholderを、GV STRATUSから、EDIUSの[プロジェクト設定]ダイアログの[ドラッグ&ドロップ]エリアへドラッグ&ドロップする
Placeholderと同名のフォルダー内に、Placeholderと同名のプロジェクトファイルが作成されます。
4) EDIUSの[プロジェクト設定]ダイアログでプリセットを選び、[OK]をクリックする
プロジェクトがPlaceholderに関連付けられると、GV STRATUSでは、Placeholderの[Inspector]ダイアログの次の項目が更新されます。
[Being Edited]がオンになる
[Creator]が「プロジェクトを関連付けたユーザーの名前@ホスト名」となる
別のGV STRATUSクライアントがPlaceholderを編集している場合([Inspector]ダイアログの[Being Edited]がオンで、[Creator]に別の編集者名が表示されている場合)、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
Placeholderのステータスが[READY]になっている場合、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
プロジェクトのフレームレート設定が、GV STRATUSで設定されているフレームレート設定と異なる場合、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
5) EDIUSでプロジェクトを編集する
関連付けたPlaceholderの予定全長やTCプリセットの設定が、タイムラインの表示に反映されます。
編集中でも、プロジェクトをPlaceholderに関連付けたり、関連付けたPlaceholderを変更したりできます。メニューバーの[設定]をクリックし、[プロジェクト設定]をクリックします。関連付けするPlaceholderを、GV STRATUSから、EDIUSの[プロジェクト設定]ダイアログの[ドラッグ&ドロップ]エリアへドラッグ&ドロップします。(編集中に関連付けたPlaceholderの予定全長やTCプリセットは、プロジェクト設定には反映されますが、タイムラインの表示には反映されません。タイムラインの表示に反映させるには、新規シーケンスを作成してください。)
6) 出力時に使用するエクスポーターの設定を確認する
7) EDIUSでキーボードの[F11]を押す
[ファイルへ出力]ダイアログが表示されます。
レコーダーの[エクスポート]をクリックし、[ファイルへ出力]をクリックします。
メニューバーの[ファイル]をクリックし、[エクスポート] → [ファイルへ出力]をクリックします。
8) カテゴリーツリーで[GV STRATUS]をクリックする
9) [GV STRATUS Exporter]を選び、[出力]をクリックする
[GV STRATUS Exporter for Assignment List]ダイアログが表示されます。Placeholderの関連付けを変更する必要がない場合は、手順 11) に進んでください。
10) 関連付けるPlaceholderを、GV STRATUSから、EDIUSの[GV STRATUS Exporter for Assignment List]ダイアログの[ドラッグ&ドロップ]エリアにドラッグ&ドロップする
11) [プロパティ]でPlaceholderの情報を、[出力先]で出力先を確認する
出力されるクリップは、「Placeholder名_連番」となります。
[GV STRATUS Exporter for Assignment List]ダイアログで[設定の表示]をクリックすると、[ALP Exporter Encoder Information]ダイアログが表示され、出力設定を確認できます。設定を変更する場合は、システム設定で設定をやり直してください。
別のGV STRATUSクライアントがPlaceholderを編集している場合([Inspector]ダイアログの[Being Edited]がオンで、[Creator]に別の編集者名が表示されている場合)、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
Placeholderのステータスが[READY]になっている場合、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。
12) EDIUSの[GV STRATUS Exporter for Assignment List]ダイアログで、[OK]をクリックする
出力が開始されます。
ファイル転送が完了すると、GV STRATUSでは、Placeholderのステータスが[READY]になり、送出可能な状態となります。
また、Placeholderの[Inspector]ダイアログの[Being Edited]がオフになります。
プロジェクトを出力せずに保存して閉じた場合、関連付けられたPlaceholderの情報も保存されます。
プロジェクトを出力せずに保存して閉じた場合、プロジェクトに関連付けた時点でのPlaceholderのステータスによって、[Being Edited]の状態が変わります。
[NOT READY]の場合:プロジェクトを閉じても[Being Edited]はオンのままです。
[READY]の場合:プロジェクトを閉じると、[Being Edited]はオフになります。再度プロジェクトを開くと、オンになります。