EDIUSで映像編集を行うときのワークフローと各種設定の関連についてまとめています。各設定の大まかな概要と関係図は、設定内容一覧を参照してください。
通常のユーザープロファイルを使用している場合は、編集環境の設定は、随時行うことができます。
EDIUSでは、環境を整備する管理者と編集に従事するオペレーターを想定して、システム設定ができないアクセス制限ありの制限ユーザープロファイルが設けられています。アクセス制限を必要としない場合は、通常のユーザープロファイルを使用してください。
プロジェクトプリセットを作成・登録します。
*制限ユーザーはプリセットの内容を変更して使用することはできますが、プリセットを新規作成することはできません。制限ユーザー用プロファイルで編集を始める前に必ず作成してください。
カメラやデッキ、当社製ハードウェア製品などを使用して、素材の取り込み/プロジェクトの出力をする場合、デバイスプリセットを作成・登録します。デバイスプリセットは、お使いの機器、入出力時のフォーマットやファイル形式ごとに用意してください。
*制限ユーザーはデバイスプリセットの作成・変更ができません。制限ユーザー用プロファイルで編集を始める前に、お使いの機器、入出力するストリーム種別やフォーマットなどを設定したプリセットを作成してください。
プレビュー用モニターや、フェーダーなどの入力コントローラーなどをお使いの場合、接続設定および詳細設定を行います。
プラグインエフェクトを登録します。
キャプチャやレンダリングなどの処理について設定します。
プロジェクトごとに編集環境を切り替えたい場合や、制限ユーザー用プロファイルを使用して編集したい場合、上記で設定したデバイスプリセットやその他編集環境の設定などをプロファイルとして登録できます。
制限ユーザー用プロファイルを使用する場合、制限ユーザーが使用するPCごとに、制限ユーザー用プロファイルを用意しておく必要があります。
プロファイルはネットワークで管理することもできます。
プロジェクトプリセットを選んでプロジェクトを開きます。プリセットの内容はプロジェクト設定で変更できます。
デバイスプリセットを選び、素材をキャプチャします。デバイスプリセットはキャプチャする前にシステム設定で作成しておく必要があります。
CDやDVD、BD、AVCHDカメラ、P2やXDCAMなどのデバイス*から、ソースブラウザーで簡単に素材ファイルをコピーできます。デバイスやドライブとPCを接続し、メディアを挿入するだけで、すぐにファイルを参照することができます。
*先にハードディスクなどにコピーしたファイルを参照する場合は、システム設定で参照先を登録しておくことができます。
シーケンスごとにTCプリセットやチャンネルマップを設定できます。シーケンスを新規作成したときのデフォルト値は、プロジェクト設定で変更できます。
プロジェクトファイルの保存先や、タイムラインの設定、プレビューに表示される情報などの設定や、ボタンやウィンドウなどのカスタマイズをします。キーボードショートカットと入力コントローラーの設定は、インポート/エクスポートができます。また、これらの設定は使用中のユーザープロファイルに記録され、設定を変更しても随時反映されます。
レイアウターでビデオレイアウトを編集できます。編集内容はプリセットとしてレイアウターに保存したり、ユーザープリセットエフェクトとしてエフェクトパレットに登録してエクスポートなどができます。
既存のエフェクトを編集し、ユーザープリセットエフェクトとしてエフェクトパレットに登録・エクスポートなどができます。
エクスポーターを選び、さまざまな形式にファイル出力できます。エクスポーターの設定はプリセットとして登録・エクスポートなどができます。
当社製ハードウェア製品を使用したり、DV機器などに出力する場合は、デバイスプリセットの設定が必要です。