立体視編集モードでは、立体視化された映像をモニターに出力したり、立体視クリップを編集したり、立体視編集用エクスポーターでファイル出力したりできます。
EDIUSで編集可能な立体視クリップは、次のとおりです。
3DA1(Panasonic)
MVC(Sony、Panasonic、JVC)
3D P2(Panasonic)
3Dコンバージョンレンズなどで撮影された3Dクリップ
不適切な3D映像は、視聴者の健康に悪影響を与えるおそれがありますので、出力結果には十分注意してください。
3Dコンソーシアム「3DC安全ガイドライン」によると、ディスプレイ上の視差が瞳孔間距離(子供まで考えると50 mm)を超えるような視差は避けるように推奨されています。
また、最近のハリウッド3D映画では、画面横幅のおおむね2%程度以下を快適視差範囲としている、とされています。
安全かつ快適な3Dコンテンツ作成の詳細については、3Dコンソーシアム「3DC安全ガイドライン」 (日本語:http://www.3dc.gr.jp/jp/index.html) を参照してください。
また、業務利用の場合には、納入先に納入基準をお問い合わせください。
立体視編集を行う流れについて説明します。
1) [プロジェクト設定](詳細設定)ダイアログで[立体視編集]の設定を[有効]にする
ステータスバーに[立体視編集]と表示されます。立体視編集モードになります。
2) プレビューウィンドウやプレビューデバイスの設定をする
3) 立体視素材を取り込む
4) 必要に応じて、別々のL側(左目用)とR側(右目用)のクリップを立体視化する
5) 立体視クリップの映像のずれを調整する
6) プロジェクトを出力する
立体視編集モードから標準モードに切り替えた場合、立体視クリップは、L側の映像のみモニターに出力されます。
立体視編集モードから標準モードに切り替えた場合、立体視クリップに適用されたエフェクトは、L側のみ適用されます。R側のみに適用されたエフェクトは、無効になります。